式会社資本市場研究所きずなは、地域企業へ個人のリスクマネーが地方証券会社や地域金融機関を通じて、より一層供給されることを支援いたします。

グロース市場の在り方について~上場維持基準の厳格化と成長戦略情報開示強化へ(2025年6月27日)

 東京証券取引所(東証)は、2022年4月から市場区分をプライム、スタンダート、グロースの3つに分け、各市場のコンセプトに合わせて上場会社への働きかけを強化しています。

 同年7月からフォローアップ会議が始まり本年4月で22回目の開催となっています。なかでも2023年3月にプライム及びスタンダートの上場会社に対して行った「資本コストや株価を意識した経営の実現に向けたお願い」は、株主還元や自社株取得の増加に見られるように大きな影響がありました。

本年4月の会合においては、資本コストや株価を意識した経営を更に推進する課題として、プライム及びスタンダートにおいて親子上場の目的や状況をより投資家に分かりやすく説明することに加え、成長市場としてのグロース市場の在り方が検討されています、

 


☆グロース市場の在り方について~上場維持基準の厳格化と成長戦略情報開示強化へ

・市場区分見直しのフォローアップと成長市場としてのグロース市場

・グロース市場上場会社が求められること

予想される変化と課題について

証券会社等市場関係者の役割について

直近レポート